h a n a ~穀菜料理教室~
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♪ 春のお手当て ~旬楽膳~ in 名古屋
名古屋の旬楽膳で、年に数回行われている「手当法講座」。

2月12日は「春のお手当て」がテーマでした。

今回、山村塾の大先輩。

いちごさんが講師を務められると伺って、気が着くと名古屋まで行ってました。


まず、山村先生より

春を、さわやかに迎える為のお話し。


草木が一斉に芽吹く春。

人間の気も上に上に上がる季節。

それゆえ、上半身にトラブルが出やすいそうです。


例えば、花粉症や鼻炎。


さらに、気を上げる食べ物。

→ お酒・砂糖・果物・油


これらを頻繁に摂取すると、トラブルを起こしやすくなったり、酷くなったりします。

アレルギーの方は、出来れば週に1回くらいにとどめる事がお薦めです。


春に採れる山菜・菜の花といった苦味。

柑橘系の酸味。

気を下げる働きをしてくれる、海藻や大根おろし。

こういった物を、しっかり取るように心がけましょう。



そして、いちご先生による「手当て と 飲み物」のお話し。


花粉症や鼻炎対策の一つ。

塩番茶による「目を洗う」「鼻うがい」について。

塩番茶は約1%の自然塩を入れた、お番茶。


いちご先生は、小さいころから実践されていたようです。


「目を洗う」

塩番茶は、塩分濃度をしっかり守って洗うこと。

目なので、ガーゼできつくこすらず、優しくふき取るように。

以外だったのが、ぬるめの温度より、熱めの方が良いそうです。

確かに、目を温めると気持ち良いですよね。


「鼻うがい」

こちらは、塩分濃度が少し濃くても大丈夫。

冷たい温度だと、体がビックリするので、体温に近い温度が良いそうです。

番茶に塩を入れるのも体液に近くする為だとか。

手のひらに、塩番茶を注ぎ、鼻の所にもっていき、そのまま顔を上向きにする。

すると、自然と塩番茶が鼻に流れ込む。

鼻で吸わなくても良いようです。

これも厳しい方は、鼻うがいキットが市販されてるようです。


で、鼻うがいの後に強く鼻をかんだりすると、耳の中に水が流れ込むので要注意。

鼻うがいをした後の鼻には、保湿オイルを塗るのがお薦めです。

ここで、日本古来から保湿オイルで使われている「椿油」が紹介されてました。

ホホバオイルやオリーブオイルでも大丈夫ですが、「椿油」がお薦めのようです。

ちょうど、怪鳥さんのブログでも記事になってましたね。


そして、春に良い飲み物。

野草を使ったお茶の紹介。

スギナ茶・ヨモギ茶・クコ茶

その中で、クコ茶の試飲と説明がありました。


季節の『クコ』と効能。

【春】  芽・・・天精草  高血圧・糖尿病

【夏】  茎・・・長生藤  冷え性・リュウマチ

【秋】  実・・・枸杞子  目・パワーがつく

【冬】  皮・・・地骨皮  足腰の弱い方に


クコ茶、飲んでみました。

そんなにクセがなくて、飲みやすく。

やっぱり、少し漢方系の香りでパワーがつく気がしました。


春の野草は、寒い冬を耐えて芽吹いたもの。

とても生命力が強いんです。

何かを始める春・・・野草のパワーを頂きましょう。


いちご先生

いつも以上の美声。

私は、皆さんが褒める声も勿論好きですが。

それ以上に、お話しのテンポが聞きやすく、わかりやすかったです。

内容も去ることながら、とても癒されました。

これからも、たくさん講義してくださ~い!


山村先生は、塾生内では定番の、

「あんこ で う〇こ」を、いつも以上にリズミカルに連呼されてました。

とても楽しそうに。

「う〇こ」話しに花が咲きかけた時、怪鳥さんから「終了」の紙が・・・

「これから、いいところだったのにー。」と山村先生。

「う〇こ」話しの続きは又の機会に・・・


終了後、名古屋友達5人と夕食に行きました。

盛り上がりすぎて、近鉄電車の最終に乗り遅れたhanaでした。。。

乗り遅れた事以上に、楽しかったので「まぁ、いっか。」

でした。


名古屋の皆様、またまた、ありがとうございました♪


by hana
by kaimerk | 2010-02-13 23:07 | 山村塾(望診法)