もう少しすると、実りの秋が訪れます。。。
が、まだ残暑が厳しい9月12日。
山村塾 9月講座がありました。
山村先生・塾生さん、2ヶ月ぶりにお会いすると、
殆どの方が夏らしく日焼けをされていました(笑)
きっと楽しい夏を過ごされたんでしょう。
春から続いた中医学の専門用語については一旦終了したようで、
今回は初めて聞く難しい用語は無く、ほっ。
今月に『肺・大腸』、来月は『腎・膀胱』の食箋を学び、
その後は、グループでの食箋の組立を実践していく予定です。
『肺・大腸』の予定だったのですが、頂いたテキストが『肝・胆』。。。
勘違いされていたようで、ほんの少しの時間復習で『肝・胆』の話。
『肝・胆』の症状で特徴的は赤ら顔。
これは『気』が上がっている証拠。
気を上げる食べ物は、お酒・お砂糖・油。
逆に気を下げる性質の食べ物は?
という事で、五行の中の五味(酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味)で気を下げる性質の味が、
『
苦味』と『
鹹味』です。
これは、春の時期の花粉症やアレルギーの対策とも共通している事。
具体的には、春に芽を出す山菜・たけのこなどの苦味、海藻・味噌などの鹹味です。
現代人には必須の性味ですね。
そんな復習をしてから『肺・大腸』のお勉強。
『腸』を元気にする為には・・・
腸には、たくさんの菌がいます。
悪い菌をやっつけてくれる「善玉菌」。
逆に体に悪さをする「悪玉菌」。
人間の体にはどちらの菌も必要で、バランスが大切といいます。
で、よく市販のヨーグルトなどには善玉菌が含まれていて、
それを売り言葉にしています。
しかし山村先生は、善玉菌を増やす事より悪玉菌を減らす事の方が効果的と仰ってました。
ゆえに殺菌効果の強い『梅干』が効果的。
腸を元気にする = 梅干
となります。
今年の夏は暑く、清涼飲料水やアイスクリームで腸が緩んだ人にも、
やはり『梅干』は効果的だと思います。
『肺』を元気にする為には・・・
肺を使う事だそうです。
具体的には歌を歌ったり、ダンスをしたり。
それと『肺』は五情でいうと『悲しみ』の臓器。
思いや、悲しみを溜め込まずに「言いたい事は言う。」のが良いそうです。
今回の山村塾で気になったお話。
病院の検査などで使われる『腫瘍マーカー』。
これに出る数値は、精神的な事でかなりの差がでる・・・と。
天候が悪いだけでも数値が上がるそうです(驚)
又いかに心情が大切であるかを学んだ一日でした。
今日も学ばせて頂いた事に感謝♪
by hana