h a n a ~穀菜料理教室~
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♪ 山村塾 大阪(中級) 11月講座
昨日の予告通り、今日は山村塾の11月講座でした。

座学中心で、受身だった講座から一転。

各グループ事に考えた食箋を発表します。


先月頂いていた顔写真は4枚。

【強迫神経症】
【アトピー】
【くも膜下出血】
【乳がん・肺がん】

といった病をもたれています。


①望診をして、弱っている臓器&摂り過ぎた物を診る。

②必要な五味や効能をピックアップする。

③②を使った、主食・副食・飲み物・手当を考える。



こんな流れで、皆さんの前で発表します。


やはり、緊張して言いたい事を言い忘れたりしましたが・・・

どのグループも望診はできていたように思います。

何を摂り過ぎているかも、ほぼ同じ意見だったし。


問題は食材の組合せ。

これが、やはり慣れていない点や、

診た相手の体質によって判断しなくてはならないので、

微妙な違いで、結果大きな違いになります。


例えば、アトピーの方。

カサカサしたアトピーは陽性症状で、

ジュクジュクしたアトピーは陰性症状。

この判断で、食箋が変わってきます。


通い始めて1年半が過ぎて、

今日はとても教室の雰囲気がやわらかく感じました。

なので、お互い思う疑問を聞き合いながら講座が進んでいったように思います。


先生からは、

顔立ちや性格、その時の心情を考慮して、

どういう風にアドバイスをしていけば良いのか・・・

などを教わりました。

例えば「腎」が病んで「恐怖心」が進むと、「肝」が傷つき「怒り」に変わるそうです。

そういう時は、どう受け止めると良いのか・・・など。

他にも、情けを出すと相手が苦しむ事・・・なども。




五行の流れは全部が繋がっています。

一つの臓器が狂うと、必ず他の臓器に繋がっていきます。

なので、お顔を診て一番症状のキツイ臓腑から補いだすのが効果的のようです。

その臓腑が病の臓腑とは限らない訳です。


そして、又肝に銘じた事・・・

現代食の取りすぎの代表が『砂糖』と『油』。

それらを排泄したり、弱った臓腑を助けてくれるのは、

『海藻』と『大根』です。

4名の方の全ての食箋に登場しました。

調理法は、少し変える必要がありますが・・・

恐るべし『海藻』と『大根』パワー♪


今日の貴重な学びに、ありがとう。


by hana
by kaimerk | 2010-11-14 20:36 | 山村塾(望診法)