マクロビ薬膳研究会の『五臓の養生コース』の第二回。
今回のテーマは
【肝】
この『五臓の養生コース』は、五臓のしくみをわかりやすく教えて頂ける貴重な存在です。
今回もhanaにとって「なるほど!!」が、いっぱいでした。
お料理のテーマは・・・
◆血液を作ろう。(肝臓は大きく血液が必要)
◆めぐりを良くする+瘀血(血液の汚れ)を取る。
◆熱を冷ます+養血(肝の気を抑える)
そんな肝臓を養う料理。
【黒米と黒豆のご飯】
五分搗き米・黒米・黒豆に、
酸味の梅酢を合わせたご飯。
養血ご飯。
血液を作りたい時は、
酸味を合わせるのが鉄則との事。
【イカとセロリの炒め物】
イカ・セロリ・黒木耳・人参を使った、
八宝菜風の炒め物。
仕上の黒酢が利いていて、食欲増進。
肝の気が上がり過ぎないように、
「熱を冷ます+養血」効果があります。
【人参・黒木耳・ピーナッツのしぐれ味噌】
黒木耳・人参・玉ねぎ・ピーナッツを
甘辛くしぐれ味噌に。
養血効果が目的の、美味しいご飯のお供♪
【長いもと黒ゴマの当帰スープ】
薬膳スープって感じの一品。
当帰という薬膳独特の食材を使ったスープ。
具の長いもと黒ゴマの団子が、
独特の苦味を和らげてくれます。
hanaのように、肝の気が上がりやすいタイプには
受け付けないスープだそうです(笑)
【紅花と陳皮のゼリー みかんのジュレ添え】
これも又、薬膳っぽいでしょ?
陳皮というミカンの皮を乾燥させた物を
煮出して作るゼリー。
中央のゼリーは、結構苦いです。
気や血液のめぐりを良くして、瘀血を取る効能。
デザートなのに・・・
肝の食薬になるのは、香りの強い食材だそうです。
そして
黒と
赤の色をした食材がポイント。
上記のお料理、自身の体質に合う人・合わない人がけっこういるようですよ。
hanaもそうでしたが(笑)
それは、肝臓の働きが関与しています。
又肝臓の働きの面白い話し(hanaにとってはですが・・・)を伺ってきました。
理論編は、明日にでも記事にしたいと思います。
ごちそうさまでした♪
by hana