【材料】
・小豆 1カップ
・昆布 6センチ
・水 5カップ
【作り方】
①小豆と3センチ角に切った昆布を鍋に入れ、水を注ぐ。
②中火にかけ、沸騰したら弱火で約40分煮る。
③小豆をザルなどでこして、煮汁のみを飲用する。
寒さが厳しくなると、「むくみ」が出やすくなります。
体の水を主ってる『腎』が寒さに弱い事、体内を流れる水が冷える事などもあって・・・
それに、冬はコタツに入って動かない人が多かったり・・・
鏡に向って「あっかんべー」と舌を出してみる。
もし、舌の両サイドに歯型がついていたら、
内臓がむくんでいます。
舌は内臓と表裏の関係にあり、
舌診は有名な診断の一つ。
今の自分の体調を診るには、一番わかりやすいかも。
「むくみ」に有効なお茶が『小豆茶』。
小豆の煮汁ですね。
小豆には、排便を促す食物繊維、
利尿を促すサポニン、そしてカリウムが含まれます。
だから、豆ごと食べると排便効果、
煮汁のみだと利尿効果があります。
何よりhanaが注目してるのは、小豆のカリウム。
体の細胞や体液に含まれる成分のバランスで大切なのが、
ナトリウム(塩)とカリウムの関係。
これが陽と陰。
甘い物が止められない原因の一つに、体内のナトリウム過多の人が多いように思う。
もう少し簡単に言うと、塩からい物の取りすぎや、味付けの濃い食事の方が多い。
塩の取りすぎは、異常に食欲を増進させたり、
精白食品(パン・パスタ)・甘い物への欲求を増進させます。
体内のナトリウムが減らない限り、この欲求はずっと続きます。
そこで、不必要なナトリウムを排泄してくれるのがカリウムです。
一般的にカリウムは、パセリ・ヨモギといった濃い緑の野菜に多く含まれていたり、
バナナなどの熱帯フルーツに含まれています。
小豆の優れているのは、
通常、火を通すと成分が破壊されるカリウムが、
小豆の場合茹でてもかなり残っているという事。
割合で換算すると、バナナ以上だそうです。
写真の右のように、小豆を焙煎して粉末にした「ヤンノー」なども売ってますが、
山村先生曰く、小豆茶の方が結果が出るようです。
やはり、何でもそうだと思うのですが、
生きたものを使う方が、効果が違ってくるのだと思います。
皆さんが快適な冬生活が送れますように・・・
by hana