今年の3月に薬膳教室で話題になっていた本。
中医学博士の 楊 さちこ さん著書 『漢方美肌生活』
望診法とはまた少し違った角度から、
肌や髪の事や美容法について書かれています。
中医学博士という事もあり、五行の考えも散りばめながら、
わかりやすくて読みやすかった。
どこかのCMでもあるように、
女性の体のリズムには7年刻みで変化がおきます。
10代~21歳
22歳~28歳
29歳~35歳
36歳~49歳
上記の区切りになるそうです。
36歳~49歳が同じ区切りになっていて、少し驚きました。。。
この区切りごとで肌や美容に対するケアを変えていく事が美肌への近道。
区切り別で、内から起こる肌の変化や、ケアのポイント、
悩み(21歳までのニキビ・28歳までの毛穴のケア・29歳からのシミ)が、
中医学ベースに解説されています。
ただ単に中医学の本を手に取るより、
こういう角度で説明すると、一般の方も入りやすかも?
と思ったり。
勉強になった一冊。
「はじめに」に書かれて事が印象的でした。
インスタントの「すぐに手に入れるきれい」は「応急手当て」であり、
「時間をかけて保つきれい」は「永久手当て」なのです。
肌への『永久手当て』を心がけたいものです・・・
by hana